「東興鋁業天成彩鋁」、ダブルゼロ箔の製造に進出

「東興鋁業天成彩鋁」がアルミ合金ダブルゼロアルミ箔の開発に成功し、飛躍的な一歩を踏み出した。

「ダブルゼロアルミ箔」は厚さが僅か0.01㎜以下でA4用紙の15分の1しかないため、アルミ箔材のうちの最先端製品である。同社の川下のユーザーは8079系合金のダブルゼロアルミ箔を0.0065mmに圧延してできた製品はピンホール、力学性能及び他のコア指標を測定した結果、完全に合格した。「天成彩鋁」にとってダブルゼロアルミ箔の製造に成功したことで、ハイエンド箔市場への参入が可能となり経営上に大きな意味を持つようになった。

ダブルゼロアルミ箔はプラスチックや紙と貼り合わせることで、水蒸気、空気、紫外線、細菌などに対する遮蔽性に優れ、チョコレートやタバコなど食品フレキシブルパッケージに利用されている。中国での次世代アルミの消費量および新型コロナウィルス感染症が世界中に広がる環境下にあってダブルゼロアルミ箔材への需要はますます高まってきている。一早く市場を占有するために、同社は総合計画を立て、迅速にダブルゼロアルミ箔に関する研究開発案を練り、チームの結成、取り組むテーマの構築、ハード面でのサポート、および原材料と補助材料の選定を行いながら積極的に川下のユーザーと協働して、迅速に成果を収めるよう取り組んでいた。

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