COMAC社、商用飛行機の引き渡し 中国国内産業チェーンは商業化の高度成長期

今般国産初の大型航空機であるC919が試験飛行を終えた。COMACとっては試験飛行が商業化への一理塚であると同時に、今後の大型航空機産業の成長が期待される。

COMACは、2039年までに全世界の新規航空機納入数を40,664機、約5兆9600億ドルに達すると予測している。このうち、COMACのC919とARJ21の2機種の市場規模は7320億米ドル(約4兆元)に達する見通しだ。

COMACによると、C919旅客機は28の顧客から本注文と仮注文を含めて合計815機を受注しており、そのうち34件は海外からで、受注総額は5000億元を超えている。

C919の商業化が進む中、中国の航空産業全体も発展を加速していくだろう。「海特高新」や「南山アルミ」など多くの上場企業が、投資家向けに「エアバス」、「中国商用飛行機(COMAC)」、「ボーイング」など業界大手との業務提携を明らかにしている。

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