Mysteel:2026年4月中国アルミ電線・ケーブル輸出データ分析

中国税関総署のデータによると、2026年4月の中国のアルミ電線・ケーブル輸出量は2.76万トンとなり、前月比4.7%増、前年同月比28.9%増となった。2026年1~4月の累計輸出量は10.72万トンで、前年同期比29.35%増加した。
輸出先別では、4月のアルミ電線・ケーブル輸出先として韓国、ベトナムが上位を占め、これにオーストラリアが続いた。
韓国およびベトナム向け輸出量が増加した背景には、海外における電力網整備や新エネルギー分野の旺盛な需要がある。送配電網などのインフラプロジェクトが3~5月に集中して着工期を迎えたことに加え、中国国内外の価格差拡大も輸出を後押しした。
また、韓国やベトナムはASEAN地域の加工・中継拠点としての優位性を有しており、13%の輸出増値税還付政策による収益改善効果も加わり、商社による出荷が活発化した。この結果、4月の輸出は引き続き増加基調を維持した。
国別では、韓国向け輸出量が0.30万トンで全体の10.69%を占め、最大の輸出先となった。
次いでベトナム向けが0.29万トンで全体の10.67%、オーストラリア向けが0.17万トンで全体の5.99%を占めた。
地域別では、江蘇省および河南省が引き続き主要輸出拠点となった一方、福建省の輸出比率が上昇し、上位3地域に入った。
江蘇省の輸出量は0.90万トンで、全体の32.63%を占めた。次いで福建省が0.51万トンで18.32%、河南省が0.47万トンで16.97%を占めた。
なお、4月の江蘇省からの輸出量は前月比で減少したものの、依然として中国最大のアルミ電線・ケーブル輸出地域となっている。
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