「恒康鋁業」の電解アルミがフル稼働
中国中部の主要な電解アルミニウム生産者である陝県「恒康鋁業」は、先週末に電解アルミニウムの全量生産を開始し、10月の電解アルミニウム生産量は約20%増加する見込みがある。
220台の400KA電解槽で年間24万トンの電解アルミニウムの生産能力を持つ同社は、電力コストの高騰による損失が続いたため、2018年に生産を停止し、4月中旬から下旬にかけて生産再開に向けて再始動し、先週末までに24万トンの電解アルミニウムの全能力を立ち上げて完了し、現在はフル稼働しているだそうだ。
「9月の生産量は15,000トン程度、10月には18,000トン程度になると予想される」とのことで、今週は川下にあたる電力制限による電解アルミ需要の低迷を受けて、中国の電解アルミ価格は来週には下落すると予想されているという。
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