「大正鋁業」と「北京科学技術大学」の共同研究「アルミニウムスクラップからアルミニウム合金を再生する方法」が中国特許銀賞を受賞

第12回中国国際特許技術・製品交易会の開幕式と第21回中国特許賞贈呈大会がこのほど、大連で開催された。中国の特許賞は国家知的財産権局と世界知的所有権機関が共同で授与する中国の特許分野で権威のある賞である。

「北京科学技術大学」の新材料技術研究所の張深根教授のチームと「大正鋁業」が共同で開発した「アルミスクラップからアルミ合金を再生する方法（ZL201310018088.5）」が第21回中国特許（全国合計58件）の銀賞を受賞した。

張深根教授が率いるチームは10年以上にわたって、環境に良いアルミスクラップの高価値なリサイクル技術の研究開発に取り組んでいる。アルミスクラップを原料として前処理、精錬、オンラインでの組成測定と制御により目標組成のアルミ合金を再生する方法を開発し、中国の発明特許79件とコンピュータソフトウェア著作権1件を取得し、PCT特許1件、米国特許2件、欧州特許1件、日本特許1件、カナダ特許1件、ブラジル特許1件を出願した。国家規格26件、業界規格6件、知的財産権を持つ工業化技術を確立した。

同特許技術は肇慶における「大正鋁業」をはじめとする多くの企業に工業化を実現し、生み出した鋳造シリーズと展伸シリーズの計134種類のグレードの合金は国家規格の標準を満たしており、国内外で高い評価を得ている。

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