嘉峪関市：革新的技術を用いて鉄鋼やアルミニウムなどの伝統産業を強化

甘粛省嘉峪関市で産業関係各位との協力関係を築くための契約式が18日に開催された。嘉峪関市の劉凱市長は次の通りスピーチした：「この日4件の契約が交わされました。目的は主に産業、研究開発、金融、資本などの側面から全産業チェーンの発展モデルを構築すること。そして電源、配電綱、負荷、エネルギー貯蔵を一体化するためのモデルを普及させ、新エネルギーの地産地消を可能とすることである」。

嘉峪関市は河西回廊の中部にあり、地理的には発展しにくい場所であった。そのため長い間、ここの産業構造は沈滞し、産業チェーンは寸断されてきた。その中にあって、現地では伝統的に優位性のある産業の改革に取り組み、戦略的な新興産業の発展に努めてきた。その結果「循環型経済をおこし冶金業の装置産業化」「太陽光及び火力発電-電解アルミ-アルミニウム製品」の2本建てで２千億元級の産業チェーンを形成してきた。

「酒鋼集団」は嘉峪関市に起業されて以降13年経過するが、生産量65万トン/年のプリベーク陽極生産ラインを建設し、同グループの135万トンの電解アルミニウム生産の関連するアルミ需要を補ってきた」。アルミ製錬の重要原材料の一つであるプリベーク陽極の研究開発、生産と販売を司る「索通発展」の郎光輝会長が18日次の様に語った：「会社は政府・産業・学校・研究機関・ユーザーなどと協働し、嘉峪関市に新エネルギーと新材料の百億元級の産業チェーンを形成する」。

また、嘉峪関市政府の雷思惟氏によると、ここ数年来、嘉峪関市は政府・企業・銀行・学校など各方面の協力を得て、科学技術の革新をおこすことで鉄鋼やアルミニウムなどの伝統産業を強化し、大手企業を誘致することで産業チェンを補完・拡大に努め産業発展への道を模索してきたという。

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