投融資:「嵘泰股份」 大型一体成形ダイカスト市場に参入

有名なダイカストマシンのメーカーである江蘇の「嵘泰工業股份有限公司」(「嵘泰股份」)は上海証券取引所(SSE)のメインボードの上場企業でもあるが、今般「リオティント」から超大型スマート鋳造機を調達すること、及び戦略的な連携関係を構築する契約に調印した。

契約によると、「嵘泰股份」が「リオティント」の9千トン級超大型スマート鋳造機をまず3セット購入し、今後もプロジェクトの進捗に応じて追加購入するというもの。

「嵘泰股份」が購入した超大型鋳造機3セットは自動車用超大型の一体成型の部材生産に使用し、新エネルギー自動車製造メーカーのニーズに対応するものである。今回の調達は「嵘泰股份」が新エネルギー車の大型一体化部材(ダイカスト)市場への本格参入を意味する。

また、「嵘泰股份」は新株予約権付社債の公募の申請が中国証券監督管理委員会に承認されたことを発表した。なお、発行総額は6億5,067万元を超えないことが分かった。発行諸費用を控除した公募資金は「年産110万個の新エネルギー車用アルミ合金部品のプロジェクト」と「メキシコの自動車用アルミ合金精密鋳造品の第2期増産プロジェクト」に費消の予定である。

「嵘泰股份」は2000年6月に設立され、金型の開発・製造、アルミ合金ダイカスト、精密機械加工を統合したハイテク企業で、2021年2月に上海証券取引所(SSE)のメインボードに上場を果たした。同社は中国・揚州に本社を置き、揚州、珠海、メキシコに複数のダイカスト工場、金型工場、表面処理工場も有している。

「嵘泰股份」はクライアントと長期で安定的な業務提携を結んでいる。同社の製品は主にBYD、長城(GWM)、ボルボ(VOLVO)などの自動車メーカーとZF社、ティッセンクルップ、ネクスティア・オートモーティブ(Nexteer Automotive)など世界で有名な自動車部品サプライヤーに提供している

2021年、同社の総営業収益11億6300万元、親会社に帰属する当期利益1億100万元を達成した。

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