生態環境部 汚染物質と炭素排出量の削減を強化

今般、生態環境部など7部門は生態環境アクセスの管理強化を目的に「汚染物質と炭素排出量の大幅削減の方策案」を発表した。方策の内容は、

①エネルギー多消費・高汚染物質排出・技術水準の低い事業の開発を厳しく規制すること。

②これら事業の新規許可審査に当たって、国の産業計画・環境アセス認可審査・取水許可審査・省エネ審査・地域内汚染物質排出量代替などの要件を満たすことを条件とすること。

③高度で適正な技術と設備を採用すること。

④エネルギー多消費の事業の認可基準を厳格化すること。

⑤エネルギー・材料・水の消費量はすべてクリーン生産の水準に達することを打ち出した。

同時に次に項目についても言及があった。

⑥生態環境アセスに関する手法と認可条件を最新なものに変えること。

⑦砂漠・礫漠・土漠などの地域に大規模な風力発電・太陽光発電基地を建設すること。

⑧大気汚染防止重点区域では、鉄鋼・コークス・石油精製・電解アルミ・セメント・板ガラス(太陽光発電用ガラスを除く)の新規立ち上げを厳しく規制すること。

さらに、

⑨製鉄では電炉を用いた直接製鉄法の普及。

⑩セメント産業における原燃料の代替。

⑪石油化学産業における燃料油生産量の減少と石油製品生産量の増加などを促進すること。

⑫アルミ産業では、再生アルミの占める割合を拡大し、高効率・低炭素の技術を普及させて再生非鉄金属産業の発展を促進することなどが盛り込まれた。

2025年と2030年には、国内の直接製鉄法の占める比率をそれぞれ15%と20%以上に高める。2025年に、再生アルミの生産量が1,150万㌧に達し、2030年に電解アルミ産業の再生可能エネルギー利用比率を30%以上引き上げ、製錬副産物のエネルギー・材料と建材・石油化学・化学などの産業との統合の深化など。

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