「宝武アルミ」 リサイクル設備の稼働を開始
さる7月15日、同社の廃棄物資源化プロジェクトの一環であるリサイクル設備が稼働を開始した。
今般採用したダブルチャンバー炉により、それまで廃棄していたアルミ屑を資源として再利用できるようになった。炭酸ガスの排出量低減が実現でき環境にやさしい上、経済効果も高い。この炉の容量は40㌧で、年産量は3.6万㌧である。
「宝武アルミ」では、フライス加工時に発生する切削屑などの発生量は最大で2万㌧。これらのアルミを再利用することで、一次アルミの消費量を減じことで電気エネルギーを3億KWh以上、標準石炭換算で9.6万㌧を節約することができる。その結果CO2排出量19.2万㌧とSO2排出量128㌧を削減することができるのである。
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