工業情報化部、カーボンピークアウト実施計画を通達
アルミ業界をはじめとするエネルギー多消費工業分野のカーボンピークアウト実施計画について8月1日付で工業情報化部、発展改革委員会、生態環境部は次の通り通達した:
再生可能な資源を効率的にリサイクルすることを目的に産業チェーンを拡大する。対象は鉄鋼、銅、アルミニウム、鉛、亜鉛、ニッケル、コバルト、リチウム、タングステンの金属資源。
1.電解アルミの総量規制は今後も維持する。電解アルミの製錬量の削減と代替品を研究し、従来の銅、鉛、亜鉛、アルミナなど製錬能力の盲目的拡大を廃止する。新設と改修・能力アップなどによって拡大された製錬能力拡大されてきたが、今後は規制を遵守し、エネルギー消費については原単位など先端値を満たさなければならない。
2.アルミ用高品質アノード、銅マットの連続吹錬法などの技術改善プロジェクトを推進する。
3.製錬廃熱回収、亜鉛のアンモニア精錬、スポンジチタンの調製など革新的な技術を開発する。
4.電解アルミの輸出は法令を厳格に順守し減量に努める。高品質のリサイクル金属原料の輸入量の拡大を促進する。
5.2025年までの完遂を目指す事業は次の通り。溶融アルミによる直接合金の割合を90%以上に増量すること。再生銅と再生アルミの生産量をそれぞれ400万トンと1,150万トンとすること。再生金属の供給比率を24%以上に引き上げること。また電解アルミに消費される再生可能エネルギー比率を30%以上に引き上げることは期限を2030年としている。
また、鉄鋼、セメント、板ガラス、電解アルミニウムなどの産業における新しい生産方法を見出し、生産能力が過剰となっている重点産業については窓口指導を通して、早期に過剰能力の解消を実現する。
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