2022年の中国アルミ製品輸出量 過去最多に

2022年のアルミ製品輸出実績について:

◎輸出量は924.4万トン。前年同期比9.7%増、輸出額は421.1億ドルで前年同期比21.3%の増。

◎924.4万㌧の輸出量のうち、アルミ加工材料は615万トン。前年比19.2%増、輸出額は243.1億ドル。前年比29.9%増。

◎また、未加工アルミよびアルミ合金の輸出量は42.1万トン。輸出額は13.1億ドル。前年比それぞれ166.5%、214%の増。

2022年のアルミ製品の輸入実績について

◎通関統計によると、昨年のアルミ製品の総輸入量は397万トン。前年比7.7%の減少。輸入総額は118.1億ドルで、前年比6.4%の減。

◎総輸入量のうち、アルミ合金は194.6万トン。アルミスクラップは151.6万トン。ともに中国の主要アルミ輸入品目である。

2022年のボーキサイトとアルミナの輸出入実績について:

◎昨年のボーキサイト輸入量は1.25億トン。前年比16.5%増。輸入額は73.8億ドルで、前年比43.8%増加した。一方輸出量は4.67万トンだった。

◎2022年に中国は199万トンのアルミナを輸入し、また100.7万トンを輸出した。

総じてアルミナの純輸入ポジションは今後も長期にわたり続き、その量は段階的に増加していくと予想される。また22年のボーキサイトとアルミナの輸入総額は83.6億ドルに達し、アルミ資源の切り口での貿易赤字は77.8億ドルに達した。

アルミ製品の貿易黒字について:

総合的に見ると、2022年の貿易黒字(輸出超過)は351.2億ドル(ボーキサイトとアルミナを除く)となり、昨年比31.0%の増。内アルミ製品が貿易黒字の4%を占めたが年々、その割合が増加している。

一方、ボーキサイトとアルミナの貿易赤字(輸入超過)は77.8億ドルだった。

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