中国アルミ関連企業の動向(2022年4-6月)
4月6日:「九江威格爾」は第1フェーズのアルミ合金工場を稼働した。生産能力 月産6,000トン。主要製品はアルミ合金・インゴット。
4月8日:山西省呂梁市経済開発区で「元泰社(台湾出資)」が15万トンの高強度アルミ合金工場を稼働した。総投資額は2億元で、2フェーズに分かれており、フェーズ1では高強度アルミニウム・マグネシウム合金インゴットと熱間圧延インゴットの10万トン生産。フェーズ2では高導電性インゴットの5万トン生産の予定(第2フェーズはまだ稼動していないので予定とした)。
4月8日:「河南新鼎信科技」のフェーズ2プロジェクトが立ち上がった。5,000トンのプライマリーアルミ製造および自動車用高圧電動燃料ポンプアセンブリ製品の生産。フェーズ1では年間20万トンのアルミ合金インゴット・合金バーの生産。
4月29日:「愛柯迪」(柳州)が自動車用軽量材の工場の稼働を開始した。総投資額は5億元。自動車用軽量アルミ合金精密ダイカスト部品を3000万個生産する計画である。
4月某日:「貴州高精板箔」の第3ラインが稼働。「8079」ダブルゼロアルミホイルの生産。月産は約1,000トン。第2ラインは主にホイル専用で、薬品、食品、ワイン、エアコン向けなどを生産している。
5月4日:「雲南文山アルミ」の電解アルミプロジェクトが生産を再開した。年産50万トン。
5月16日:「雲アルミ陽宗海」の新規アルミ合金溶接ワイヤ生産ラインが稼働を開始した。この立ち上げにより、アルミ合金溶接ワイヤの生産能力は従来の300トン/年から600トン/年に引き上げられた。
5月22日:「内蒙古創源合金」の年産40万トンの軽量高強度アルミ合金工場が完工し2系列の生産ラインが稼働を開始した。当該プロジェクトの総投資額は1億6000万元。今後は軽量車などのハイエンド製品向けにアルミ合金の4ラインを建設する計画。
5月23日:「百色虹アルミ」の10万トンの二次アルミ工場が試運転に入った。
5月30日:河北省唐山市曹妃甸区における「文豊水酸化アルミニウムと新素材生産プロジェクト」で2系列のラインが稼働を開始した。総投資額は110億元、水酸化アルミニウムの年間生産量は900万トン。
5月某日:「天山アルミ」が広西省靖西市におけるアルミナプロジェクトの第2フェーズ稼働を開始。年産250万トン。
5月某日:「南山アルミ」が年産2.1万トンのハイエンドアルミ箔生産ラインの稼働を開始した。バッテリー向け箔の厚さ10ミクロン。
6月18日:「安慶力祥」で自動車用リチウムイオン電池用アルミケーシングカバープレートの生産が開始された。今回は年産5億セットプロジェクトの内のフェーズ1(年間生産量は2.5億セット)である。
6月23日:「上海保隆」が乗用車用ガス貯蔵タンクの自動生産ラインを新設した。年間の生産量は20万個。
6月23日:「広西桂科院アルミ」がアルミ型枠の操業を開始した。年間生産量は100万平方メートルである。
6月25日:「中国アルミ」がボーキサイト鉱山プロジェクトの試運転に入った。年間200万トンのボーキサイトを生産する計画。
6月27日:「北京和平アルミ」の鋳造生産ラインが稼働した。30万トンのアルミ高度加工、100万平方メートルのアルミ合金の省エネドア・窓など加工製品を生産する。
6月28日:「甘粛金順泰アルミ」で年間生産量2.5万トンのアルミ合金工場が生産を開始した。
6月29日:「義馬瑞輝」で年間生産量10万トンの緻密均質化ボーキサイト自動生産ラインが稼働を開始した。主な生産品目は「80-90」緻密均質化ボーキサイト、アルミニウムマグネシウムスピネル、アルミニウム鉄スピネル、マグネシウムアルミニウムジルコニウム複合材料など。
6月某日:「福耀(通遼)精アルミ」がフェーズ2のアルミ合金棒押出プロジェクトを稼働した。年産2万㌧。
6月某日:「内モンゴル古創源」が年間生産量40万トンの軽量高強度アルミ合金材料プロジェクトのラインを稼働した。
6月某日:「中松百順」が年間生産量30万平方メートルの両面多層プリント基板及びハイエンドアルミ基板の生産に入った。
6月某日:「湖北鑫アルミ」が年間生産量3万トンのアルミ製天井装飾材の生産に入った。
6月某日:「立德非鉄金属」が年生10万トンのアルミ高度加工プロジェクトの稼働を開始した。
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