空飛ぶクルマの普及、2025年実現へ

中国の電気自動車（EV）メーカー「小鵬汽車（Xpeng Motors）」傘下にある「小鵬匯天（Xpeng Aeroht）」がこのほど、同社が 開発中の空飛ぶクルマ「旅航者X2（XPENG X2）」の飛行試験に成功したことを明らかにした。試験はドバイで無人で行われた。この旅航者X2は、本来は2人乗り。8基のモーターを備え、最高飛行速度は130km/h。

2022年8月、中国民航局は無人航空機計画を発表したが、その内容は2025年までに短距離の有人飛行、2030年までに中距離飛行、2035年までに中長距離飛行を実現するというもの。
また、「順豊速運」は2017年6月にドローンによる物流配送の試験を開始し、2018年4月にはドローン航空運営（試験）許可を取得した。数年前、「京東（JD.com）」は成都、西安、海南などでドローンによる物流配送事業を展開し、2023年にはNVIDIAとの提携により100機のドローンの生産を計画している。
中国民航局は、2025年までにすべてのドローンに関する飛行経路、飛行条件を整え、GPS、北斗システム、レーザーや超音波センサーなどの技術を活用した位置情報や誘導システムを順次改善していくことを目指している。

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