2023年の中国アルミ輸出入の実績 

2023年の中国国内一次アルミ相場は高価格で推移した。一方LMEは比較的安価だったため、中国の輸入量が大幅に増加した。また、ロシア産アルミはウクライナ侵攻で西側諸国から制裁を受け、中国への輸出が増加した。結果的に中国の減産による供給不足をある程度緩和した。アルミ合金の輸入量は100万トン前後を維持している。

【一次アルミの貿易実績】

税関総署によると、2023年中国の一次アルミ輸入は154.3万トンで、史上最高水準の2021年の157.9万トンに迫り、前年比130.7%増。輸出量は15万トンで、前年比23.4%減;通年の純輸入量は139.3万トンで、前年比195.1%増だった。

ロシア、インド、イランからの輸入が76.2%、6.4%、3.9%を占め、3カ国合計で86.5%を占めた。また、主要輸出国は韓国、マレーシア、日本で、2023年中国の上記3カ国への輸出量割合は合計89.8%に達した。

【アルミ合金の貿易実績】

2023年はアルミ合金の輸出量が増加。一方輸入量は減少した。アルミ合金輸出は24.2万トンで、前年比7.3%増加。主に来料加工貿易で、63.6%を占めており、進料加工貿易は22.1%を占めている。

このうち輸出は主に日本、韓国、香港、メキシコなど向けで、合計86.0%を占めている。

また、アルミ合金の年間輸入量は113.3万トンで、主にマレーシア、ベトナム、タイ、韓国、ロシアなどから。上記5カ国で全体の75.2%を占めた。

アルミ合金の輸入量約50万トンはRSI(Re Smelted Ingot)であり、再生アルミ原料と同量と推定されている。

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