嘉信新材料、廃アルミ再生と高付加価値アルミ合金一体化プロジェクト

酒鋼集団東興アルミ嘉信新材料有限公司の「廃アルミ再生とグリーン高付加価値アルミ合金一体化アップグレードプロジェクト」が正式に完成し、稼働を開始した。総投資額は約2.37億元で、建設期間は12か月。チルト式ガス溶解保持炉、油圧式半連続鋳造機、アルミ溶湯オンライン処理システムなど一連の先進設備を導入し、成熟した信頼性の高い工法により高品質な製品を生産する。

本プロジェクトは先進的な半連続鋳造技術を採用し、電解アルミ溶湯を合金化処理した上で、オンライン脱ガス・ろ過システムによる精密精製を実現。2系、3系、5系、6系、7系など多様なグレードの高級アルミ合金丸鋳塊を製造可能である。また、再生アルミ生産ラインでは「廃アルミ予備処理―低温溶解―成分微調整」という革新的プロセスを導入。従来の溶解方式に比べ、エネルギー消費を30％以上削減し、固形廃棄物排出を50％以上抑制する。中国政府が掲げる「カーボンピーク・カーボンニュートラル（双炭）」戦略目標に高度に合致し、企業に顕著なグリーンサイクル競争優位をもたらしている。

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