中信建投:アルミ供給の増加は海外へシフト、需給のタイトな均衡構造は変わらず

中信建投のリサーチレポートによると、今後3年間、世界の電解アルミニウムの需給は基本的に均衡状態にある。しかし、この均衡は中国の電解アルミがフル稼働または超過生産し、海外の新設電解アルミ生産能力が予定通り稼働することを前提としており、供給にわずかな問題が生じればすぐに供給不足となる。
高価格-高利益-新供給という伝達メカニズムが供給制約を受けると、価格は上昇しやすく下落しにくい基盤を持つことになる。
同時に、欧米のAI投資競争は電力不足というボトルネックに直面しており、欧米における400万トンを超える既存供給に圧迫リスクを与えている。これが発動されれば、アルミ価格は一段と上昇する可能性がある。
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