Mysteel:11月の中国ボーキサイト輸入量

税関データによると、11月の中国のボーキサイト輸入総量は1,511万トンとなり、前月比9.8%増、前年同月比22.3%増となった。11月までの年初来累計輸入量は1億8,651万トンで、前年同期比29.3%増加した。一方、統計によれば、11月までの中国アルミナ企業の累計輸入鉱石消費量は約1億4,118万トンであり、全体として今年のボーキサイト累計輸入量はアルミナ企業の累計輸入鉱石消費量を上回っている。現在のボーキサイト市場は供給過剰の状態にある。

11月の中国のボーキサイト輸入総量のうち、1,071万トンがギニアからの輸入で、前月比19.0%増、前年同月比33.8%増となった。2025年9月中旬から10月中旬にかけて、ギニアの伝統的な雨季による鉱山出荷への影響は前期と比べて明らかに弱まり、鉱山はこの機会に滞留していた受注を集中的に出荷した。今月のギニアからの輸入増加も、雨季の影響が弱まったことの遅行的な反映である。統計によれば、今年は毎月、中国のギニアからの輸入量が前年同期比で増加しており、11月までのギニアからのボーキサイト累計輸入量は1億3,813万トンに達し、前年同期比18.4%増となった。これは、5月にギニアで大規模な鉱山許可取消などの混乱があったにもかかわらず、今年のギニアのボーキサイト供給能力が前年を大きく上回っていることを示している。さらに、年末にかけて新規鉱山の開発や、許可を取り消された鉱山の段階的な再稼働に関する情報が伝えられており、ギニアのボーキサイト供給能力は今後も増加するとみられる。この増加分は、輸入ボーキサイト価格の下落を引き続き促す見通しである。

11月の中国のオーストラリアからのボーキサイト輸入量は341万トンで、前月比10.8%減、前年同月比2.7%減となった。11月までの年初来累計では、中国のオーストラリアからの輸入量は3,501万トンで、前年同期比4.1%減となっている。オーストラリアは鉱山が比較的集中していることなどから供給面の攪乱要因が少なく、出荷量は比較的安定した変動レンジ内で推移している。

11月の中国の非主流供給国からのボーキサイト輸入量は99万トンで、前月比4.9%増、前年同月比17.6%増となった。11月までの非主流供給国からの累計輸入量は1,336万トンで、前年同期比78.3%増加した。データから、今年の非主流供給国からの累計輸入量は前年を大幅に上回っていることが分かる。これは、過去3年間で非主流供給国のインフラ整備が進み、採鉱能力が大きく向上したことにより、中国向け出荷量が継続的に増加しているためである。

今月の非主流供給国からの輸入量のうち、増加が最も大きかったのはトルコとシエラレオネで、前月比の増加率はそれぞれ577.7%、248.8%となった。データによれば、このような急増は、前月の輸入量が年間平均水準を大きく下回っていたことによる反動的な要因が大きい。輸入量が通常水準に回帰したことで、今月の非主流供給国からの輸入総量は押し上げられた。非主流供給国からの輸入量はスポット取引と密接に関連しているため、市場における非主流供給国スポット品への需要は、月次の輸入量に遅れて反映される傾向がある。

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