投融資:「富創精密」 IPO審査を通過

このほど、「瀋陽富創精密機器有限会社」(「富創精密」)は、ハイテクセクター上場委員会による審査を通過し、株式発行のための書類を提出する運びとなった。

「富創精密」は16億元を調達し、そのうち10億元を全工程における集積回路用部品のインテリジェント製造拠点の建設に、6億元を追加運転資金にそれぞれ充てる計画である。

「富創精密」は金属部品の精密整合技術に専念し、厳格な基準で精密機器を製造する。また同社は高清浄度表面処理・溶接・組立・測定を含むワンストップ製造の技術を保有し、国内外の半導体大手に大量納品している。

IPO期間中も、同社製品は主に米国・シンガポール・台湾・日本などの国と地域にある世界半導体大手数社の工場に納品している。

目論見書によれば、「富創精密」が2019年~2021年に計上した営業利益はそれぞれ2.53億元、4.81億元、8.43億元。純利益はそれぞれ-3,334.4万元、9,350.5万元、1.21億元。税引前の当期純利益はそれぞれ-6,016.9万元、3,161万元、7,487.7万元である。また、同社が2022年Q1の営業利益は2.8億元、前年同期の1.47億元から90.68%増加した。純利益は前年同期は1,959万元であるのに対し、3,883万元である。税引前の純利益は3,137万元である。

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