「鄭州軽研合金」、大型2195アルミ・リチウム合金プレストレッチプレートを出荷

このたび「鄭州軽研合金技術有限会社」(「鄭州軽研」)は、大型2195アルミ・リチウム合金のプレストレッチプレート(プレート幅1200mm、長さ6000mm)の出荷を完了し、国内では数少ないアルミニウム・リチウム合金のインゴット、鍛造品、形材、板の生産能力を持つ企業の一つとなった。

航空、航空宇宙のボディー材は、「グラム単位」での軽量化が図られている。軽量化は航空機開発の永遠の目標で、設計者の多くは原材料の重量を減らすための努力を惜しまず、構造設計から新材料の開発など軽量化を模索し続けている。大型2195アルミ・リチウム合金は第3世代材料の代表として見られており、密度、強度、可鍛性、溶接性、低温性能の面から、今後宇宙用極低温貯蔵材料の7075、2219合金に置き換わっていくだろう。

アメリカでは、エンデバー・スペースシャトルの燃料タンク(箱の直径8.4m、箱の長さ47m)の製造に、2219アルミ合金の代わりに2195アルミ・リチウム合金を使用した結果、タンクの重量が5%減り、強度が30%向上し、容量が3.4t増えた。このような総合的な性能を持つアルミ・リチウム合金の利用は、将来的に幅広い用途に広がっていくだろう。しかし、アメリカは、特に軍用機、ロケット、宇宙機などの防衛分野において、アルミ・リチウム合金の中国への輸出を制限している。この制限下に、中国の航空宇宙産業をはじめとする各界の人々は、自力での技術開発に向けて努力を続けている。

「鄭州軽研」は設立以来、「科技は未来」という理念を掲げて航空宇宙の軽量化に取り組んでおり、最近では超軽量のアルミ・リチウム合金素材「2195」の開発と量産化を実現している。

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