「新疆衆合」、6N純アルミの研究開発に成功
「新疆衆合」が6N(99.9999%)以上の純アルミニウムの研究開発に成功した。
国際的な第三者検査機関であるフランス・トゥールーズにあるEAGラボラトリーズが発行した分析報告書によると、「新疆衆合」が提出した6Nの純アルミニウムサンプルに含まれる主要微量元素はいずれもppbレベル(10億分の1)に達しており、半導体製造の技術的要求を満たしているという。これにより、「新疆衆合」は中国の半導体製造技術の発展に十分な純度のアルミニウムを提供することで、中国のアルミ精製技術を飛躍的に進歩させることができるとコメントを寄せている。
この高純度アルミは「新疆衆合」が独自に開発した革新的技術である。1年以上にわたる研究開発で「普通純度アルミ+三層電解精製+偏析精製」というアルミ精製の組み合わせを実行した。普通純度アルミを材料に、4N~5Nへの精製過程におけるキー元素と逆偏析現象を起こす元素に関する技術的課題を克服した。同時に、実験を繰り返しながら精製設備と工程とをフィットさせるパラメータの最適値を探し当て、ネックになっていた精製過程における二次汚染問題を解決し、純度6N以上のアルミニウムの精製に成功した。
この成功は「新疆衆合」のアルミ精製技術が高水準に達したことを示し、半導体チップの材料国産化に大きく前進した。
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