高強度・高成形性の6000系板材開発に成功
「中アルミ材料院」と「中アルミ瑞閩」が共同開発した高強度・高成形性の6000系アルミ板材は、今般商用車の複雑な内装カバー向けプレス成形実験に合格し、採用のための承認を得た。
製品に割れが見られなく、成形品質の要件が満たされた。
車両の内装カバー部品は成形難度が高く、通常は成形性に優れたの5000系アルミ合金が使用され、又外装カバー部品には通常6000系アルミ合金が使用されている。この2種類の合金には成分が異なるため、リサイクルには分別が必要であった。自動車用アルミの低炭素、環境保護を更に推し進めるため、「中アルミ材料院」と「中アルミ瑞閩」は、福州市の「高強度6XXXアルミ板材を用いた自動車内装カバー部品の産業化技術開発プロジェクト」を立ち上げ、2年にわたる共同技術を通じて、合金成分の設計、加工工程の調整、アプリケーション技術の開発を図り、今般内装カバー部品に利用できる6000系アルミ板材を開発した。自動車業界における低炭素、環境保護に大きく貢献するものである。
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