中国のボーキサイト確保に長期視点を
中国有色金属工業協会アルミニウム部会の副秘書長である孟杰氏は中国のボーキサイトの輸入について次のような懸念を表明した。「入手先がギニア、オーストラリア、インドネシアに偏重のきらいがある。国内産ボーキサイトは質において難あり。そのため自給率は減少の一途にある。また海外産への依存度は、上昇の一途を辿っている」。
中国のボーキサイト輸入の依存度は、2002年の2.8%から2022年の55%にまで急増した。
各国政府は、重要鉱物の確保に注力しているが、特に低酸素社会に必須なアルミのような鉱物資源の確保には躍起となっている。
中国の税関データによると、ボーキサイトの輸入量は前年比16.8%増の1億2千5百万㌧に達した。このうち輸入量の半分以上がギニアから、27%がオーストラリア、そしてインドネシア産は15%だった。
孟氏は「ギニア産、オーストラリア産、インドネシア産については輸入計画を立て備蓄し、海外における鉱山開発を進めていく長期プランが必要である」とも語った。
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