中国アルミナスポット価格下落、A00アルミインゴット価格も

中国におけるアルミナの平均スポット価格は、11月25日から12月3日までの1週間で下落した。今週12月3日（金）時点の価格は、前日比48元／トン減の3,303元／トン。1週間前と比べ、中国のアルミナ価格は、11月26日の3,437元/トンから134元/トンの下落となった。

河南省と広西省では、アルミナの平均スポット価格はそれぞれ60元/トン、50元/トン下落し、それぞれ3,315元/トン、3,100元/トンなった。山西省でも35元の下落となり、3,315元へ。山東省では、アルミナの価格が35元下落し、3,425元で取引されている。

一方、フッ化アルミニウムの価格は12月3日に250ドル/mt上昇して12,750ドル/mtとなる。平均価格は当面、12,000ドル/mtから13,500ドル/mtの間で推移すると思われる。

A00アルミインゴット価格は、3日連続で18,810元/トンから18,900元/トンまで上昇した後、12月3日に210元/トンの急落、18,690元/トンとなった。平均価格は18,670元/トンから18,710元/トンの間で推移し、スポット契約のプレミアムは70-30元/トンで推移すると予想される。

重慶と瀋陽の一次アルミインゴット価格は、それぞれ220元/mt上昇し、18,740元/mtと18,650元/mtとなり、臨沂の価格は210元/mt上昇し、18,770元/mtとなった。天津、杭州、無錫では、A00アルミニウムインゴットの価格が200元/mt上昇し、それぞれ18,690元/mt、18,695元/mt、18,690元/mtとなった。

12月3日現在、アルミニウム合金(A 356)の価格は300元/トンで大幅に下落し、トン当たり20950元に達し、平均価格はトン当たり20900元からトン当たり21000元前後を行き来する可能性がある。

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