「中国鋁業（CHINALCO）」、「蔚来」と戦略的協力協定を締結

調印式は「中国鋁業（CHINALCO）」本社で3月3日に開催された。

協定によると、両者は「相互補助・資源共有・互恵・ウィンウィン・長期協力」等を原則に、自動車用アルミ・銅等新材料および新部品の研究開発・原材料調達・サプライチェーンのデジタル化・カーボンフットプリント排出削減認証などの分野で協力しあっていく。

「中国鋁業（CHINALCO）」の姚林会長は「蔚来」の創業者・会長兼CEOの李斌氏を歓迎し、「中国鋁業（CHINALCO）」の基本情報や近年推進してきた改革、事業モデルの転換と高度化、イノベーションなどの成果をプレゼンした。姚林氏は、「長年にわたる発展を経て、「中国鋁業（CHINALCO）」はアルミニウム・銅・鉛・亜鉛・生産技術・工業サービス・不動産・資本金融・貿易・物流・環境保護・省エネ・技術開発・海外市場開拓・AI技術など多方面において成長し続ける多国籍企業となった。「中国鋁業（CHINALCO）」は積極的に国家戦略に呼応し、発展のチャンスを掴み、データの運用・低炭素をキーワードに高度発展モデルを構築してきた。その結果順調な成長を遂げ、2021年には売上高と利益はともに過去最高額に達した。「中国鋁業（CHINALCO）」と「蔚来」は発展のためのベクトルに共通することが多く、戦略的協力協定の締結は両社の発展に新しいに段階に入ったことを示している。双方はそれぞれの長所を十分に発揮するために、定期的な交流を図っていく。また共同研究を進め、「中国鋁業（CHINALCO）」が製造する材料を自動車に利用していく。また、技術開発、資源のドッキング、安定供給などの分野で協力し、技術を高め、ハイエンド自動車ブランドを立ち上げ、ウィンウィンの実現を通して国の発展に貢献していくことを願っている」と述べた。

李斌会長は「中国鋁業（CHINALCO）」が「蔚来」に対する評価と支援に感謝するとともに、「中国鋁業（CHINALCO）」がサプライチェーンの安定に果たした役割と発展の成果を称賛した。そして「蔚来」の事業発展経緯と今後の計画をプレゼンした。「蔚来」は自主開発とハイエンドブランドの位置を堅持し、設立以来研究開発への投資を増やし続け、完備した自主開発体制を確立し、高水準の商品を提供している。近年、「蔚来」と「中国鋁業（CHINALCO）」は多くの協働事業を立ち上げ、積極的で実用的な成果を上げている。今後もより幅広い分野で交流と協力を深めていく。双方は今回の調印を契機に、原材料調達・生産・リサイクルなどの分野において、EVが持つＣＯ₂排出削減効率を中心に、国の脱炭素政策を実践していく。中国の経済と、人々の生活水準の高上に貢献していくと語った。

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