「雲南アルミ」はASI（アルミニウム・スチュワードシップ・イニシアティブ）に加盟

1.「雲南アルミ」について：

同社は、旧称「雲南アルミ工場」として1970年に設立され、1998年に再編・上場を果たし、2018年12月に「中国アルミ（CHINALCO）」にグループ入りした。そして「雲南アルミ」は環境保護局から「環境にやさしい企業」と「グリーン工場」に認定された。また長年にわたってフォーチュンチャイナ上位500企業にランクインしていることからも、川上から川下に至る完全なアルミ産業チェーンを傘下に有するグリーン・低炭素企業と言えよう。

「雲南アルミ」は長年にわたって、グリーン・低炭素化を貫き通して来た。その理念のもとボーキサイトの採掘からアルミナ、炭素棒、アルミ製錬、アルミ加工全体を統合する産業チェーンを構築し、資源確保のリーディング・カンパニーを維持している。

現在、同社の事業は雲南省内の6か所で展開されている。また同社は水力発電由来のアルミ地金の主要サプライヤでもあり、中国国内の超薄アルミ箔の有力企業である。同社製品の高純度精製化、カスタマイズ化、標準化されたアルミ地金とアルミ材料は、防衛・軍事産業、航空宇宙、鉄道輸送、電子産業などに幅広く使用されている。そのうち、A356鋳造アルミ合金は長年にわたって国内の重要サプライヤーとしての地位を揺ぎ無く維持し続けている。また同社は長年にわたってASIに加盟し業界に貢献してきている。

2.ASIについて：

ASIは、アルミ規格の制定と認証に取りくむことでアルミの普及を促しこれによって、持続可能（サステナビリティ）な社会の実現を目的とした非営利団体である。

ASIには、ボーキサイト採掘、アルミナ精錬、アルミ半製品製造、アルミ製品、部品製造、消費財、生産財（自動車産業、建設、包装を含む）メーカー、および一部の業界団体やその他の支援者を含む世界の230以上の企業・団体が加盟している。

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