猛暑による電力不足深刻 多くの地域で計画停電 9月緩和へ

広い範囲にわたり猛暑が襲い、中央気象台は8月16日高温警報を発した。四川盆地、江漢、江淮、江南などでは、猛暑は10間続き、気温は35〜38℃、地域によっては40℃を超えると予報している。

気温の上昇と渇水で、電力不足が懸念される。かかる中、安徽省、浙江省、江蘇省、四川省などでは計画停電が開始されている。

カーボンニュートラル経済研究所所長の董秀成教授は、21世紀商報の取材に対し、国際エネルギー危機と相まって猛暑に見舞われた国内のエネルギー供給はひっ迫していると語った。しかし、エネルギー生産と輸入は安定しており、エネルギー価格の上昇は海外ほどの上昇は見られず、安定した状況にある。

「国のエネルギー統制効果は高い。昨年のより深刻な電力不足から得られた教訓をもとに、石炭価格の統制、一連のエネルギー供給政策の導入、及び政府による監督強化を図っている。その結果、石炭価格電力価格のバランスがとられ、その結果、発電事業者の稼働意欲が保たれているので、昨年の二の舞は踏まないであろう」と董教授は語っている。

ブルームバーグNEF (BNEF)の中国市場アナリスト、魏漢陽氏も21世紀商報の取材に対し、「今年初旬に発電所の石炭在庫の積み増しを図りかつ、国家発展改革委員会は石炭価格ガイドライン範囲を導入したため、発電コストに気を取られることなく石炭発電所は稼働している。9月下旬には電力のひっ迫は緩和されだろう」と語った。

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