中国のアルミ形材輸出は若干の減少傾向

2022年11月単月のアルミ形材輸出は82,200㌧で、前年同月比8,100トン増(+10.9%)だった。

11月までの累計ベースでは前年同期比で6.7%の減。各省の型材輸出に占める割合は、広東省が51.2%、山東省が12%、湖南省が3.9%である。湖南省の輸出が大幅に増加した一方、安徽省の輸出比率は減少した。

11月の形材輸出市場全体は安定的で、ベトナム向けの輸出量は7,641トンに達し、総輸出量の9.3%を占めた。フィリピンとイスラエル向けの輸出量はそれぞれ5,413トンと4,427トンで、総輸出量の6.6%、5.4%だった。

2022年に入り10月までは、輸出は減少を続け、11月に回復した。しかし、成長率は例年には及ばなかった。

2022年末には、中国のアルミ形材の輸出量がアルミ半製品の輸出総額の15%を占めると予想される。今後はアルミ形材の輸出比率と輸出量共に若干の減少が見込まれている。

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