EU、中国製のアルミ製ラジエーターにアンチ・ダンピング課税継続

さる10月14日に、EUは中国製のアルミ製ラジエーターに対して、2回目の反ダンピング・サンセット・レビューの最終裁定で継続を決定した。本件で制裁を受けた中国企業名称及び課税率:浙江飛航金属製品有限公司に12.6%、Metal Group Co.Ltd.に56.2%、意楽 ( 天津 )鋁製品有限会社に14.9％、意楽 ( 天津) 散熱器有限会社に14.9％、その他の関連企業（詳細は発表時の付属文書を参照）には21.2%。その他の本件に関与した中国企業への課税率は61.4%。対象製品のEU CNコード:ex76151010、ex76151080、ex76169910、ex76169990（TARICコード:7615101010、7615108010、7616991091、7616999001、7616999091）。本件のダンピング調査期間は2023年1月1日~2023年12月31日、損害調査期間は2020年1月1日~ダンピング調査期間終了日付。

尚、サンセット・レビユーとはAD措置の期限が終了した際、ダンピングや損害がまだ継続しているか、再発の可能性はあるか、を判断するための調査のこと。

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