2030年・複合フィルムの市場規模が急拡大

過日、調査会社EVTank、Ivey Economics Research Instituteと中国電池工業研究院は共同で「中国アルミプラスチック複合フィルム産業発展白書(2024年版)」を発表した。この中で2023年のアルミプラスチック複合フィルムの世界出荷量は前年比15.0%増加の4億3,000万㎡に達する予測であることを明らかにした。

EVTankは、2021年以降、ソフトパック電池の出荷量についてリチウムイオン電池全体に占める割合が減少傾向にある中、アルミプラスチックフィルムの出荷量伸び率が2021年に36.9%のピークに達した後急落したと指摘した。全固体電池が普及していくことに伴い、半固体電池を含む固体電池の出荷量は2030年に614.1GWhに達すると予想している。また、アルミプラスチック複合フィルムの世界出荷量は2030年に14.7億㎡に達し、市場規模総額は218.3億ドルになるとも予想している。

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