有色金属（アルミ・銅・ニッケル）のグリーン低炭素冶金・合金製造、国家重大プロジェクト

近日、鄭州大学が中南大学、中国アルミニウム股份有限公司（中铝股份）、天津大学、北京科技大学、雲南アルミ、山東魏橋など20余の機関と共同で申請した国家科技重大プロジェクト「有色金属（アルミ／銅／ニッケル）グリーン低炭素冶金および合金製造」が、このたび正式に承認された。本プロジェクトは中南大学が主導し、鄭州大学は「グリーン低炭素アルミ電解およびアルミ溶湯合金化の協調製造技術」に関するサブ課題の研究開発を担当する。
　新材料分野の国家級重大プロジェクトとして、本事業はアルミ・銅・ニッケル等の有色金属のグリーン低炭素転換および高付加価値合金製造技術に焦点を当て、学際的かつ複数機関の協働によるイノベーション資源を統合し、冶金プロセスの省エネ・脱炭素化や資源循環利用などの核心技術の突破を目指す。プロジェクトの成果は、中国の有色金属産業のグリーン化・高付加価値化を促進し、国家の「カーボンピーク／カーボンニュートラル」戦略目標に資する重要な意義を持つ。
　同プロジェクトの責任者には、鄭州大学アルミ冶金チームの梁学民教授（当該社の首席専門家）が就任し、チームを率いて新型アルミ電解電極構造や余熱回収などの技術的ボトルネックを克服し、技術統合および実証推進に取り組む予定である。

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