Mysteel:2026年2月中国未鍛造アルミニウム合金輸入データ簡易分析

中国海関総署のデータによると、2026年2月の未鍛造アルミニウム合金輸入量は約6.58 万トンで、前年同期比2.61万トン減、減少率28.4%、前月比2.45 万トン減、減少率27.13%となった。2026年の累計輸入量は約15.61万トンで、前年同期比18.53%減少した。

 輸入元国別で見ると、2026年2月の未鍛造アルミニウム合金輸入量上位4位はマレーシア、ロシア、タイ、ベトナムとなった。マレーシアからは1.95万トンで全体の29.58%を占めた。ロシア連邦から約 1.23万トンで全体の18.63%を占めた。タイからは約1.11万トンで全体の16.93%を占めた。ベトナムからは約0.50万トンで全体の7.61%を占めた。  3月の国内ADC12価格は上昇後に反落した。輸入ADC12価格は海外調達コストの高止まりにより、全体の売値は高水準で推移している。3月20日現在、マレーシア産ADC12現物の国内売値は約23,500元/トン、マレーシア産非規格品は約22,900元/トンとなっている。原材料の逼迫及び不当な税還付政策の影響を受け、国内ADC12アルミ合金インゴットはコスト下支えが強く、現物相場は堅調で推移している。一方、全体の需要は弱く、AD先物価格は現物価格を大幅に下回っており、ヘッジ業者のADC12売値は海外価格を下回るケースも見られる。中東の地政学的紛争によりLMEアルミ価格が堅調となり、海外廃アルミ原料・輸送コストが上昇した。タイ・マレーシア産ADC12のCIF価格は3,100~3,200米ドル/トンで、輸入ADC12は基本的に逆ざや状態にある。3月に入港する未鍛造アルミ合金は前年契約分が大半を占め、短期的に輸入量の増加は見込みにくい。

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