ハイエンド銅・アルミスクラップの高度浄化とリサイクルのキーテクノロジーが承認

中国再生資源産業技術革新戦略連盟の副会長であり、北京科学技術大学新材料技術研究所の副所長である張深根教授が主宰するプロジェクト「ハイエンド銅・アルミスクラップ材料の高度浄化とリサイクルのキーテクノロジー」は、科学技術省の承認を受け、総額4,950万元の資金援助を受けることになった。

このプロジェクトは、北京科学技術大学の張深根教授をプロジェクトリーダーとし、中南大学、上海交通大学、安徽工業大学の3つの大学と、中国科学院プロセス工学研究所、「有研工程技術研究院有限公司」、「銅陵有色金属集団股份有限公司」などの6つの企業・機関が協力して進められている。

本プロジェクトは、中国のハイエンド銅・アルミスクラップのグリーンリサイクルという今後の需要に着目し、「ドロス除去 - 高度浄化 - リサイクル」を研究の柱とし、高度浄化や成分制御という2つの課題を解き明かし、有機被膜の非／低酸素熱分解と、汚染物質の超低排出など5つのキーテクノロジーの突破を目指している。リサイクルにおける理論的、技術的、標準的なシステムが開発され、年産20,000トンの電子材料用銅合金と2,000トンの航空宇宙用アルミ合金の再生プロジェクトを推進している。

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