黄石市生態環境局アルミドロス処理の指導に着手
黄石市生態環境局は、大冶市「興進鋁業」に、アルミドロスの合理的かつ合法的な処分と再利用のための指導に着手した。
「興進鋁業」は還地橋鎮金橋工業区にあり、アルミ形材とアルミ製のドアと窓を製造する民間の大手企業である。生産高と納税額はともに高く、大冶の経済と社会に大きく貢献している。さて国家有害廃棄物リストでアルミドロスを従来は「一般固形廃棄物」に分類していたが2021年1月1日に「危険廃棄物」へと分類を変更した。アルミドロスの処分は、アルミニウム業界全体を悩ます大きな問題になっている。処分方法については種々の研究がなされたものの、安価で環境保全に適応できる方法はまだ確立されていない。「興進鋁業」の担当者陳新進氏は、「春節前、我々は上海のある会社に連絡を取って、アルミドロスの再生利用プロジェクトの導入を意図したが、それが環境保全上実行可能かどうかはまだ分からない」と語っている。
大冶市には、アルミ形材企業が多く集積しており、そのためアルミドロスの発生量も多い。またアルミドロスの処理・利用資格を持つ業者がなく、県外に輸送して処理している。企業にとって、輸送・保管・処理にかかるコストも大幅に増加している。黄石市生態環境局大業市分局は企業が適法にドロスなどの有害廃棄物を処理するためのサービスチームを組織・派遣したり、技術的な難題を解決するために環境保全の専門家を企業に招くなどした。また処分方法の研究のため広東、河南などに係官を派遣している。
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