「酒鋼東興アルミ」、アルミドロスの高リサイクル技術を開発

酒鋼東興アルミ」は電磁溶解炉アルミドロスを溶解することでアルミ溶湯への回収率を85%に上げ、今年稼働を開始した。低炭素目標に貢献する。

アルミドロスはアルミ合金の溶解工程で発生する副産物である。最近まで、「酒鋼東興アルミ」は破砕したドロスを加熱し溶解アルミを回収してきた。この方式はエネ消費量が多く、回収率も低い。

同社の溶解鋳造生産アシスタント技術士である王平は「電磁アルミ溶解炉でアルミドロスを加熱しエネコストを削減。回収率を高めた。アルミ溶湯の損耗率を約15%前後に控え、回収率を85%までに上げることができた。年間回収量は従来の処理方法の三倍の3600トンに達し、年間6000万元の収益を確保できる」と説明する。

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