「酒泉鋼鉄」、アルミ残灰利用事業に着手

今般「酒泉鋼鉄」は再生アルミ事業に進出、アルミ残灰を材料に製品化するプロジェクトに着手した。

アルミ残灰は、アルミインゴットの溶解工程で発生する危険廃棄物の一種である、その成分に含まれる金属アルミ、フッ化物、窒化アルミ及び大量の金属塩等の物質を含むが、水に反応しアンモニアを発生させる課題が立ちふさがる。そのためアルミ残灰を適切な処理を施さずに放置すると周囲を大きく汚染する問題があった。

「酒泉鋼鉄」は詳細な調査、科学的論証を繰り返し検討し、今般、「天成彩アルミ」が発生させるアルミ残灰の再生利用を決定した。

現在、このプロジェクトの最大処理能力は70トン/日で、月平均1000万元の売上を達成する。2023年までに生産能力は1.6万トンに達し、地域内の溶解企業が発生するアルミ残灰は安全無害化処理が施される見通しである。

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