青海省、有害廃棄物の全量処理可能に
今般、青海省生態環境局は、過去2年間の固形廃棄物を起因とする環境汚染の防止事業についてその進捗状況を発表した。青海省には有害廃棄物処理・利用資格を持つ団体が現在40社を数え、年間処理能力は206.6万トン、同省内で発生する全ての量が処理可能となった。
生態環境部土壌固形廃棄物管理関係者によると、過去2年間に同省は、固形廃棄物管理を強化し、有害廃棄物の発生源を制御、有害廃棄物の処理能力の向上に力を注いだ。また「廃棄物ゼロ都市 」を宣言し、複数の対策措置を講じた。同省の工業固形廃棄物システムに登録し管理している重点企業と零細企業の会社数は7000社超えている。同省は塩湖化学工業、石油採掘、電解アルミ、アルミ加工、非鉄金属製錬などで排出される廃塩や廃酸、オイルスラッジ、アルミ灰、オーバーホールスラグ、製錬スラグ、廃鉱物油など有害廃棄物の処理能力を持つ。また8つの市(州)と格爾木(ゴルムド)市の医療廃棄物処理センターもフル稼働に移った。1日あたりの医療廃棄物の処理能力は64.2トン。
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