電池用アルミ箔は供給不足。 出荷量・加工コスト共に増加
証券会社は、電池用アルミ箔は供給不足が顕在化し、加工コストが上昇、出荷量が前期より大幅に増大し、スケールメリット効果でトン当たりの利益が拡大したと明らかにした。
また、電池用アルミ箔はナトリウムイオン電池の生産量増に伴い需要が拡大した。ナトリウムイオン電池の正極、負極ともにアルミ箔を使用し、使用量はリチウムイオン電池の2倍以上となっている。今般、「寧徳時代(CATL)」はナトリウムイオン電池の生産能力アップアップと23年年初の量産化を企画している。世界電池箔の需要量は25年に74万トンに達し、年平均成長率は37%と予想されている。
「明泰アルミ」の新エネルギー車向け製品は自動車用プレート、リチウムイオン電池用アルミ箔は、スラブ生産量10万トンを計画している。「常鋁HD」は3.5億元を投じて3万トンパワーバッテリ向けのアルミ箔プロジェクトに着手する。
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