10月の一次アルミ生産量 前年同期比で増加
2022年10月の中国一次アルミ生産量は、電力消費規制が前年より緩和されたことや海外需要の増加により、前年同期比で9.5%増加した。今年1~10月の生産量は3,333万トンに達し、2021年同期に対し3.3%増加した。
新型コロナウイルスの感染拡大を起因とする厳しい規制下にあって国内需要が低迷する中、アルミ価格は下押し圧力を受けている。10月の上海先物取引所では取引量が最も多い12月渡しのアルミ価格は平均17805元/トンで、2021年4月以来最低値だった。
相場の下落は、生産者の利益率に直結する。Mysteelによると、中国のアルミ産業の平均利益はトン当たり245元減少し、825元に下落した。
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