「拓普グループ」スマート工場着工へ

「拓普グループ」は、安徽省寿県の新橋国際産業パーク内で、スマート工場の建設に着手したと発表した。このプロジェクトでは、主に軽量シャーシー (アルミ製サブフレーム)や完成車向けの音響部品をそれぞれ50万セット生産する予定。

フェーズ１では、200ムー（1ムーは約666.7平方メートル）の敷地面積に、主に「NIO（蔚来汽車）」や「BYD」などの自動車会社に特化したサービスを提供する。工場から顧客に届ける距離は半径約10 ～ 50KM圏内にある。

「拓普グループ」の軽量シャーシ事業は、寧波の2,200ムー（1ムーは約666.7平方メートル）の生産拠点を中心に展開され、台州、金華、長興、湘潭、遂寧、重慶、淮南、西安(準備中）、重慶フェーズII (準備中）、そしてポーランド、メキシコなどの工場を拡張する予定である。同社の寧波生産拠点は、世界中の顧客に軽量シャーシーを提供していくが、拠点を寧波に集中するため稼働率を最大に上げることで、コストの引き下げが実現できる。この生産能力で、年間600万台の車両に部品を供給することができる。

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