Mysteel:2026年3月アルミ板・帯・箔の輸出量

中国税関総署が公表したデータによると、2026年3月の中国のアルミ板・帯・箔の輸出量は合計38.16万トンで、前月比17.6%増、前年同月比1.6%減となった。このうち、アルミ板・帯・シートの輸出量は27.81万トンで、前月比20.5%増、前年同月比3.4%増となった。アルミ箔の輸出量は10.35万トンで、前月比10.5%増、前年同月比13%減となった。総量ベースでは、第1四半期の累計輸出量は110.57万トンで、前年同期比6.4%増加した。特筆すべき点として、2024年第4四半期に輸出還付税政策が廃止されて以降、中国のアルミ板・帯・箔の輸出は徐々に正常化し、前年同期比での増加を実現しており、中国アルミ加工材の国際競争力の高さが顕著に表れている。
3月は中東地域の紛争により同地域の電解アルミニウム供給が不足し、海外アルミ価格は大幅に上昇し、過去最高値を更新した。内外価格差の観点からは、輸出採算は引き続き改善しており、理論上は輸出データは非常に強い内容となるはずである。しかしながら、海外コストの上昇および時間的な伝播の影響を考慮すると、3月の輸出データは季節的な増加にとどまった。
アルミ箔については、3月の輸出量は前月比で減少した。季節的な閑散期の影響により、エアコン用箔や食品用箔などの需要が小幅に減少した。一方で、国際原油価格が高止まりしている状況に加え、第2四半期に向けて気温が上昇することから、アルミ箔需要は徐々に回復する見込みであり、その影響は4~5月のデータに反映されると予想される。
中東紛争はすでに約2カ月継続しており、現在は戦闘と交渉が並行する局面に入っているとみられ、市場の楽観的な見方が回復している。今後、原油価格の下落や海峡航行の正常化が進めば、市場には強い楽観的期待が広がる可能性がある。中東地域の供給不足は中国からの輸出によって補われる構図となり、これによりアルミ価格の中心水準は引き続き上昇する見通しである。これまで米国による中国アルミ製品への関税障壁は存在しているものの、企業側はすでに製品構成や貿易先の調整を進めており、今後の輸出はより安定した成長軌道を辿ると見込まれる。
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