Mysteel:2026年7月中国アルミ板・帯・箔輸出入データ簡析

中国税関総署が公表したデータによると、2026年7月の中国アルミ板・帯・片の輸出量は32.19万トンで、前月比9.07%減、前年同期比24.33%増となった。2026年1~7月の累計輸出量は211.12万トンで、前年同期比19.64%増加した。

 また、2026年7月の中国アルミ箔輸出量は11.88万トンで、前月比9.31%減、前年同期比8.59%増となった。2026年1~7月の累計輸出量は80.19万トンで、前年同期比1.01%増加した。

 中国税関総署が公表したデータによると、2026年7月の中国アルミ板・帯・片の輸入量は1.66万トン、アルミ箔の輸入量は0.55万トンであった。輸入元別に見ると、2026年7月の中国アルミ板・帯・片およびアルミ箔の輸入は主に韓国、日本などからとなっている。このうち、韓国からのアルミ板・帯・片輸入量は1.10万トンで、全体の66.06%を占め、アルミ箔は0.24万トンで、全体の42.66%を占めた。また、日本からのアルミ板・帯・片輸入量は0.35万トンで、全体の21.00%を占め、アルミ箔は0.23万トンで、全体の41.72%を占めた。  7月は国内アルミインゴット価格が上昇基調で推移し、市中在庫は減少を続け、保税地域在庫は小幅に増加した。上海・ロンドン比価が改善し、内外価格差が縮小したことで、アルミ板・帯・箔の輸出アービトラージの余地が縮小し、輸出総量は前月比で小幅に減少したものの、前年同期比では引き続き増加を維持した。8月は国内アルミインゴットの在庫減少ペースが鈍化し、加工企業の新規輸出受注は低迷しており、アルミ板・帯・箔の輸出は弱含みで推移し、既存受注の納入が中心となっている。まもなく9月の「金九銀十(秋の需要期)」を迎え、海外の川下企業が集中的に在庫を補充する時期に入る。アルミインゴット価格が上昇基調で推移することで、中国国内品のコスト優位性が再び顕在化し、国内では原料の前倒し備蓄が進む。さらに、海外の新エネルギー関連やインフラ向け受注が回復傾向にあることから、9月のアルミ板・帯・箔輸出は前月比で大幅に回復する見込みである。

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