「鼎勝新材料」 純利益大幅増 箔需要旺盛
3月29日、「鼎勝新材料」が22年第1四半期の業績予想を発表した。
1Qの純利益は前年同期比307%~398%増の1.8億元~2.2億元、経常利益は前年同期比429%~554%増の1.7億元~2.1億元、1株当り利益は0.1元。パワーバッテリー用アルミ箔の需要が好調で、同社は低付加価値製品から付加価値の高いアルミ箔へ生産を切り替えた。その結果、販売量が大幅に増加した。バッテリー用アルミ箔は他の製品より付加価値が高く、会社の利益を大きく引き上げた。既存品の包装材向けアルミ箔の需要も依然として旺盛。同社は生産最適化を図り続けより高い収益をあげている。
同社は合金の研究開発力に強みを持ち、製品ごとに成分と組成の精度を上げることで製品性能のばらつきを抑え・延性・強度・耐衝撃性・平面度などの特性を上げることで、異なる顧客ごとのニーズを満たしている。同時に、パワーバッテリー用アルミ箔の薄肉化と高性能化等についても技術の開発と蓄積を図っている。
現在、同社が製造するパワーバッテリー用アルミ箔は、CATLグループ、ATLグループ、BYDグループ、LG新エネルギー、国軒ハイテク、CALB、力神電池など国内外の大手パワーバッテリーメーカーに納められている。
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