上海取引所、アルミナ先渡し取引上場へ
5月、上海期货取引所はアルミナの先渡し契約とこれに関連する業務規則案を上場準備のため公開した。
案では、アルミナ契約の取引単位は20トン/ロット、価格単位は元建て、(人民元)/トン、最小の価格変動幅は1元/トン、価格の上限と下限は前営業日の決済価格の±4%以内、契約月は1〜12月、取引証拠金は契約金額の5%、実物納品方式、納品単位は300トン、取引コードはAOの予定。
アルミナは世界の生産量の約95%が電解アルミに使用されているが、製錬向け以外に耐火レンガ、陶磁器、難燃剤の添加物としても使用される。
また、アルミナの価格変動要因は多くの要素が互いに関係する。今回のアルミナ上場も先渡し取引を利用することによって、経営リスクの軽減を図るものである。
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