米国、中国産アルミ製食器に対する反ダンピング・反補助金最終決定を発表

2025年3月4日、米国商務省は、中国から輸入されるアルミ製食器（Disposable Aluminum Containers, Pans, Trays, and Lids） に対し、反ダンピング（AD）最終決定を下した。
この決定により、中国の生産者・輸出者のダンピング率は193.90%～287.80%と認定され、詳細な税率は別表の通り。

また、反補助金（CVD）最終決定では、以下の税率が適用された。

• Henan Aluminium Corporation および Zhejiang Acumen Living Technology Co., Ltd.：317.85%（訴訟に不参加のため）
• その他の中国企業：317.85%

米国国際貿易委員会（ITC）は、2025年4月18日までに最終決定を発表する予定。
本件の対象製品は、米国税関コード7615.10.7125 に分類される。

【これまでの経緯】

• 2024年6月6日：米国商務省が中国産アルミ製食器に対する反ダンピング・反補助金調査を開始
• 2024年10月22日：反補助金の予備決定を発表

2024年12月20日：反ダンピングの予備決定を発表

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