赤泥の産業化実証プロジェクトが正式にスタート

今般「中国アルミ(山東)」と「山東高速グループ」が共同で赤泥総合利用技術産業化実証プロジェクトを山東省淄博市で開始した。セメントの代替として路盤材に使用する。中国の赤泥在庫を迅速に消費し、産廃の有効利用を促進する。

赤泥はアルミナの生産過程で発生する産業廃棄物であり、その利用方法は長年の難題であった。現在、中国はアルミの世界1位の生産国であり、そのため毎年排出される赤泥は数億トンに達し、積算堆積量は約11億トン、面積は12万ムー(1ムーは約666.7平方メートル)以上にのぼる。そのうち、山東省の堆積量は約3億トン、占地面積は3.5万亩を超える。

長年、「中国アルミ(山東)」は都市汚泥処理、アルミ残灰グリーン資源利用技術などを研究してきたが、今般、「山東高速グループ」、山東大学と共同で赤泥などの大量の産廃物の資源化を促進する。

このプロジェクトが稼働すれば、赤泥などの産廃物を年間約60万トン消費できる。また年50万トンの産廃基材を路盤材に用いることができる。両方向6車線高速道路を計算すると、1kmあたりの炭素排出量は約900トン削減できるといわれる。

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