「鋰盾材料(Leeden)」、アルミラミネートフィルム生産へ

過日発表された、「中国リチウムイオン電池産業の発展白書(2023年)」(以下白書)(EVTankと中国政府系の伊維シンクタンク経済研究所の共同編集)によると、2022年世界のリチウムイオン電池の出荷量は957.7GWh。前年比70.3%の増加であった。その中で中国が占める出荷量は前年比97.7%増の660.8GWhと、世界全体の69.0%を占めた。

浙江省「鋰盾材料(Leeden)」は無極性電力蓄電池向けアルミラミネートフィルムの生産ライン28系列を建設する計画。完工済みの生産能力は6000万㎡で28系すべてが生産に供すると年間生産能力は2億8000万㎡にのぼる見込である。

「鋰盾材料(Leeden)」はソフトパックリチウムイオン電池向けアルミラミネートフィルムの研究・開発、生産・販売を中心とする国産化を実現するハイテク企業として2015年に設立された。ソフトパックリチウムイオン電池市場への浸透を目指す。具体的には電力、エネルギー貯蔵、固体電池、電子タバコ、携帯電話・タブレット、二輪車向け。

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