「東陽光」電池用アルミ箔 日本市場へ

過日、「東陽光」は、浙江省東陽市に新設したコンデンサ工場の製品が従来品に比べ20-50%の小型化、電圧は20-50%の強度化の実現を伝えた。主要製品は電解アルミコンデンサ、固体コンデンサ、積層箔コンデンサ及びスーパーキャパシタ等に利用される。

同社は電池用アルミ箔事業について、ハイエンドの差別化を図り、日本市場の開拓に注力する方針を表明した。生産面では、日本のアルミ箔メーカーのUACJと電池用アルミ箔の開発・生産を協働し、アルミ箔材から集電体及び電池用アルミ箔外装材までの連続生産体制を敷いた。同社の製品はパナソニック村田製作所など業界のハイエンドユーザー向けに、量産が開始されている。

今後はハイエンド市場を引き続き開拓すると同時に、中国の国内市場にも積極的に注力し、電池用アルミ箔部門を収益力の中心に成長するだろうとの見解を発表した。

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