「ルサール」のALLOW INERTA、中国で使用テスト
ALLOW INERTAは、惰性陽極技術を使用して製錬された世界で最も低い炭素フットプリントを持つアルミインゴットである。中国の大手企業である「明泰アルミ」で現在現物テストの最中である。
低炭素アルミを原料とすることで競争力を高めることができる。また、この技術により、電解段階での温室効果ガスおよび多環芳香族炭化水素の排出を完全に回避し、陽極の消耗度を減ずることで製錬コストを削減することができる。
「明泰アルミ」はこの地金をアルミ箔の原料として使用する予定であり、今後は電気関係、特に電気自動車のパワーバッテリーにも使用していく計画。
「明泰アルミ」は、「原材料の炭素フットプリントを評価基準に据え、今後も継続的にサプライヤーを審査し環境保全に努めていく」と語った。
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